2024年10月29日ホテルニュー長崎にて産学官連携によるサーキュラーエコノミーモデルについての共同記者会見が行われました。
”サーキュラーエコノミー”とは廃棄物の発生を最小限化し、資源の有効活用を促す経済システムのことです。
今回の取り組みは、平戸瀬戸市場から排出される魚の売残りや残渣を原料に液体肥料に変え、その肥料を活用した農法(BePCCS農法)を地元の農業高校や農家と連携し、教育と地域活性化を促すことの他、今まで焼却時に発生していたCO2を削減することを目指しています。
この魚の残渣を原料とした普通肥料が登録されたのは日本初の取り組みとなります。
2023年から開始した実証試験期間中には約1年3カ月に16tのゴミを削減し約3.3t分のCO2削減活動につなげる事ができました。
引き続き、九州に密着した「CO2の削減、地方創生」につながるグリーンエネルギーソリューションを広げて参りますのでご注目下さい。
左から長崎県産業振興財団理事長 廣田氏、平戸市長 黒田氏、KTX株式会社代表取締役社長 野田氏、福岡酸素株式会社代表取締役社長 福田